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【12月16日放送】健康カプセル!ゲンキの時間 肝臓を労わるお酒の飲み方

忘年会のシーズンだが、飲みすぎると肝臓へのダメージも蓄積される。飲酒習慣があるとがんにもなりやすい。健康的な飲み方を探るため、各分野の専門家が集う飲み会で悪酔い・二日酔いしない飲み方を学ぶ。

 健康のプロ・医師たちが実践している、肝臓を労るお酒の飲み方を学ぶ。 クマに悪酔いを防ぐポイントがあるという。

 専門家の先生達が1杯目に選んだのは「ビール」。最初から濃いアルコールを摂取すると、血中濃度が高くなり血圧や意識に影響するためという。1杯目にオススメは、ハイボール・サワー・ビール。ビールの苦味の成分に含まれるイソα酸は、アルツハイマー認知症を遅らせる効果があるという。おつまみの一品目にはサラダがオススメ。食物繊維が多く含まれており、胃の中にアルコールの吸収を緩やかにし、悪酔いを防いでくれる。生野菜で味付けが少ない方が良い。自宅で食べるときは、抗酸化作用があり肝臓の防御機能を高めてくれるブロッコリースプラウトがオススメ。マグロのEPAやDHAも、肝臓を活発にする働きもあるので良い 。

 マグロと一緒に頼むと良いものは、タコ。タウリンというアミノ酸が含まれており、胆汁を出しやすくし肝臓を保護する役割がある。また、ウルソは肝臓に作用して胆汁の流れを良くしたり、肝臓の機能を高めるためお酒を飲む前に飲むと良い。 錠剤や飲料として市販もされている。また、油もアルコールを胃から小腸に流すのを遅らせる効果があるが食べ過ぎは禁物。カルパッチョは、マグロと一緒にオリーブオイルで油を取り、相乗効果が期待出来る。

 医師たちの最後の1杯は、ノンアルコールビール。ノンアルコールビールには二日酔いを防ぐ役割があるという。アルコールを飲むと脱水になるが、ノンアルコールで飲んでいる気分のまま水分補給が出来、脱水や二日酔い予防に繋がるという。お茶漬けのしめは糖質が高く血糖値を上げるので、我慢するのがベスト。

二日酔い対処法とは?
 守らなければいけないのは1日トータルのアルコール量が20gまで。1週間トータルでアルコールの上限を越えないように飲めるかがポイント。1日20gで足りない場合は、1日休肝日を作り調整する。豆腐はアミノ酸20種すべてが含まれ良質なたんぱく質で肝臓の機能をサポートする。海藻類も水溶性食物繊維が多く含まれており、サラダよりも手軽に多くの食物繊維を摂ることが出来る。また、二日酔いになってしまったら水分補給が重要だという。

 医師オススメの二日酔いを防ぐ寝方のポイント。右を下にして横になると胃に出口が下向きになって消化がスムーズになり、吐き気なども抑えられるという。また、柿・イチゴ・キウイはビタミンCの宝庫で、アルコール分解を助け、肝機能を回復する効果がある。

 アルコールと同じか少し多めに水を摂るのが、二日酔いにならない重要なポイント。

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