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北海道)旭川赤十字病院が創立100年 道北医療の要

旭川赤十字病院(旭川市)が今年、創立から1世紀を迎えた。救急医療を中心に、道北の基幹病院として住民が安心して暮らせる地域づくりを支えてきた。新たな100年に向け、「高齢者にふさわしい医療の提供」と「病院価値の向上」を目標に掲げる。

 4年前の3月11日。東日本大震災が発生すると、同病院の医師や看護師、災害派遣医療チーム(DMAT)などが、病院のドクターヘリなどを使って被災地に向かった。災害時の救護活動は、赤十字の大きな柱の一つだ。同年7月末までに112人を派遣し、緊急物資の搬送を続けた。

 その病院の発足は$りが増えている。回復期の病院をどこにするのか、介護ヘルパーをどうするのか。そこまで考えた医療が求められる。

 その一環として、地域の医療機関が患者の治療データを共有できるネットワークを作った。現在、旭川市周辺の他の病院や開業医、歯科や薬局など約380施設が登録している。

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