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うがい薬のみ、保険適用外に…医療費61億削減

厚生労働省は、医療機関でうがい薬のみを処方する場合、来年度から保険適用しない方針を固めた。

 25日に開く中央社会保険医療協議会で示す。

 医療機関を受診してうがい薬を処方された場合、初診料や再診料などのほか、薬局で調剤基本料などがかかる。同省は、風邪などでうがい薬しか処方されない程度であれば、医療の必要性は乏しいと判断した。厚労省では、うがい薬を対象外とすることで61億円の医療費削減につながると見込んでいる。

 ただし、他の風邪薬などと一緒にうがい薬が処方された場合は、これまでと同じように保険適用される。

低迷する損益差額 供給体制の崩壊招く

中医協総会が11月20日(水)、厚労省内で開催され、第19回医療経済実態調査(実調)の結果を受けて日歯は、すでに限界に達した経営努力や経費削減努力が続いている中で、平成20年度から損益差額の落込みが全く回復しないことに対し、「将来の設備投資等に係る資金にも影響を与えることが懸念され、安心安全を前提とした歯科医療供給体制の根幹を揺るがしかねない喫緊の課題」として、速やかな対応を求める見解を示した。
                              日歯広報 11月25日

歯科診療医療費2兆6757億円 前年度比737億円、2.8%増

 平成23年度国民医療費の概況が11月14日(木)、厚労省より公表され、歯科診療医療費は2兆6757億円で前年度から737億円、2.8%増加した。構成割合7.0%から6.9%に減少した。一人当たり歯科診療医療費は2万900円で600円増えた。
                              日歯広報 11月25日

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