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歯ぎしりにご注意

寝ている間に歯をこすり合わせてしまう歯ぎしり。音が周囲に迷惑をかけるほか、ひどい場合は歯が割れることもある。
 どのような問題を起こしますか。
  「歯が削れる、折れる、割れる、歯のかぶせ物が外れるといったことが起こります。歯茎に接する歯の根元がえぐれたように減ることもあります。歯に無理な力が加わると、歯の根の周りの骨が減って歯周病が進行します。また、あごの関節や筋肉が痛む顎関節症を併発し、食事や会話に支障が出ることもあります。頭痛を併発することもあります。その一方で、歯ぎしりはストレスを発散させるという指摘もあるのです。」
 原因は何でしょうか。
  「明確な原因は分かっていませんが、睡眠の質の悪さや精神的なストレス、遺伝、さらには他の病気があるのではといわれています。かみ合わせの悪さは、以前は原因とされていましたが、かみ合わせの正常な人でも起きることが分かり、直接の原因ではないと考えられるようになってきました。」
 治療法はありますか。
  「歯ぎしりを完全に止める療法は、今のところありません。最も使われているのは歯の形に合わせて作るマウスピースで、歯やあごへのダメージを防ぐことができます。保険適用されており歯型を取る料金も含めて約6千円です。次に生活のストレスを減らし、よく眠れるよう工夫することです。日中に歯ぎしりを起こしている人は、そのことを自覚して、歯ぎしりしないようにする注意が必要です。周囲からひどい歯ぎしりを指摘されたり、自覚したりしているなら、歯科で診てもらうと良いでしょう」
                              北海道新聞 2013.12.2

日歯の事業等で意見交換

都道府県歯専務理事連絡協議会が11月13日(水)、歯科医師会館で開催され、日歯役員が所管報告を行うとともに、各都道府県歯より事前に寄せられた▽日歯における今後の事業と伴う予算▽広域災害時における都道府県歯間の協定▽がん医科歯科連携のナショナルテキスト及びその研修▽新型インフルエンザ等対策特別措置法に関する行動計画の策定の進歩状況▽エステサロン等におけるホワイトニングの実態ーなどの質問事項について意見交換した。
                              日歯広報 11月25日

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