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マニュライフわくわくるーむ 心身障害児に癒やしの部屋 板橋

板橋区小茂根の心身障害児総合医療療育センター(君塚葵所長)に19日、障害のある子どもたちの心を癒やすプレイルーム「マニュライフわくわくるーむ」がオープンした。

 療育環境の改善に取り組むNPO法人「子ども健康フォーラム」(長嶋正實理事長)が、マニュライフ生命保険の寄付で設置・運営を支援している。都内での開設は初めてで、全国では9カ所目になる。

 壁画はヒーリング・アート(癒やしの芸術)を学ぶ女子美術大の学生が担当。水彩と色鉛筆の優しい色調でクマやムササビ、リスなどを描いた。木の幹や葉には動物の隠し絵が施され、それを見つけ出す楽しさもある。

 同ルーム担当の看護師、後藤和恵さん(38)は「軽く触るだけで音楽が流れたり、光が点滅する玩具が充実している。カーテンで仕切り、思春期向けのスペースも確保したので幅広い年代の子どもたちに喜ばれると思う」と話した。

窓口負担1割の特例措置延長を

日歯は9月26日(木)、田村憲久厚労大臣を訪ね、70~74歳の高齢者の窓口負担を1割から本則の2割に戻すことに対して要望書を提出した。
                         日歯広報 2013.10.5

乳歯を保存するプロジェクト 放射性物質を測定 松戸のシンポに200人参加

放射性物質ストロンチウム90が歯や骨に取り込まれやすいことから乳歯に含まれる量を測定し、被ばくの状態を調べる取り組みを続けている「乳歯を保存するプロジェクト」(藤野健正代表)がこのほど、松戸市内でシンポジウムを開いた。約200人が参加し、藤野代表や東北大の篠田壽名誉教授らパネリストの話を聞いた。

 藤野代表は歯科医院「きょうどう歯科新八柱」所長。東葛地域が、周辺より放射線量が高く「ホットスポット」と呼ばれることから、2011年末からこの取り組みを開始。東京都内や東葛地域を中心に約400本の乳歯が集まったという。

 藤野代表は今回、スイスのバーゼル放射線研究所に検査を依頼した80本のうち、結果の出た24本について発表。「大半は検出限界以下だが、4人の歯に含まれるカルシウム1グラム当たり0・1ベクレルから0・25ベクレルが検出された。すぐに心配する数値ではないと思われるが、できるだけ多くの乳歯を集め、検査する必要がある」と話した。毎日新聞社 2013年10月18日(金) 配信

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