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食事習慣や歯磨きの見直し必要 飲食物の酸で歯が溶ける「酸蝕歯

酸の強い飲食物を口にすると、口の中は酸性になる。通常は唾液の働きで中性に戻り、唾液に含まれるカルシウムなどで歯のエナメル質を修復(再石灰化)してバランスが保たれている。しかし、ワインなど酸性の飲み物をチビチビと長時間にわたって飲むと、歯が酸にさらされる時間が長くなり、酸蝕歯のリスクが高くなる。食べ方、飲み方が問題になってくる。
 飲食物の摂取の仕方が適切でないと、酸によって歯が溶け、さらに歯を食いしばるなどの悪い癖が、歯を磨耗させてしまう。
                産経新聞 2011.11.15

歯磨きの水が染みる! 冷たい水が染みるのは、知覚過敏かもしれません。

歯磨き後のすすぎで、冬の水道水が染みる。これは知覚過敏の可能性がある。知覚過敏とは何らかの理由で歯のエナメル質が磨耗し、中の象牙質が露出することで冷たい水などの刺激を感じる症状です。理由はいくつかあり、虫歯によるもの、ブラッシング時の力が強いなど間違った歯磨きによるもの、歯ぎしりなどでかみ合わせのバランスが崩れている。
 歯周病や加齢で歯茎が後退している、などです。知覚過敏は放置していては治りません。むしろ少しずつ進行するので、気づいたらすぐに歯科医のチェックを受けてください。
                クロワッサン 12.3月

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