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噛んで脳を活性化

ものを食べるためのかむという行為には、脳を活性化する作用がある。味覚や食感などさまざまな情報が、噛むことで脳にもたらされているからである。
 世代によって差があり、若者より高齢者に効果がみられる。高齢者にとってかむという行為は、脳への大切な情報伝達の手段。うまく取り入れれば、早期の認知症やその予備軍の症状改善が図れるかもしれないと神奈川歯科大の小野教授が期待している。
              山陽新聞 2007.8.14

浴びるX線は微量

通常歯科の小さいレントゲンでは、1年間に自然界に浴びるレントゲン量の約100分の一だそうです。ですのでその影響は、治療の際の有効性を考慮すると極めて少ないと考えてよいでしょう。とはいえ、むやみに撮影しないように注意しましょう。また、デジタルによるレントゲンでは、さらに被爆量が半分以下となります。
             福島民報 2007.8.6

二人三脚で歯の健康を

むし歯、歯周病の治療が終わっても歯科医院では定期的な検診をお勧めすることが多いです。これには理由があって、治療あとの管理が必要でどれだけもつかは、いかにお口の条件を良い状態に整えて、良い状態をキープするかにかかっています。
           山口新聞 2007.8.8

誤嚥性肺炎  予防へ口腔ケア大切

誤嚥性肺炎というのは、飲み込みが不十分で、肺に流れ込んだ汚れが原因で肺炎を引き起こすことをいいます。口腔ケアとは、歯をきれいにするだけでなく、歯ぐきや舌の表面、頬の内側、入れ歯など口の中すべてをきれいにすることで肺炎を防止することです。現在の高齢者の死亡原因の第1位が肺炎でその3割が誤嚥性肺炎と言われています。口腔ケアをすることで、口の感覚が刺激され、麻痺して失われた機能を回復するリハビリにも役立っています。
                 山陽新聞 2007.8.11

認知症の予防策の一つ よく噛む

食べているときの脳の中の血液の流れを調べた研究でも、実に活発に流れていることが分かっており、このことからもよく噛むことが認知症の予防策の一つになるのではないかと考えられます。
              山陽新聞 2007.7.28

給食ごはんに銀歯? 幼稚園の職員が発見

島根県 雲南市で9月5日に同市木次、三刀屋両町内の幼小中学計19校に配食した米飯の中に、銀歯(縦約9ミリ、横約8ミリ、厚さ約3ミリ)1本が混入していたことを6日に発表した。市教育委員会によると、5日午後0時20分ごろ、幼稚園の職員が食べていた米飯の中に銀歯らしき異物が混入しているのを発見したとのと。
幼稚園から連絡を受けた給食センターは、各学校に米飯を食べないよう連絡の電話を入れた。だが、ほとんどの学校が既に食事を終えており、食事がまだだった2校には代わりのパンを準備して対応した。その後、異物は歯科医によって銀歯と確認された。市教委は各学校に事情を説明し、19校の全保護者に対しておわびの文書を出した。
 同市は六つの給食センターがあるが、木次町と三刀屋町の給食センターには炊飯施設がないため、米飯に関しては市内の米飯業者に炊飯を委託。米飯は業者が直接、各学校に配食している。 市は米の納入業者や炊飯業者に対し、原因調査を依頼。今のところ銀歯の対象者は見つかっていないといい、継続して混入の経緯について調査を行うという。 (9月7日 毎日新聞より)

歯を失ったら 入ればは半年に1回調整欠かせず

入れ歯との付き合い方
①入れ歯は歯茎に負担がかかるので、就寝時は外すのが望ましい
②義歯用ブラシで汚れを落とした後、洗浄剤を入れたぬるま湯へ。熱湯だと変形の危険
③入れ歯安定剤はあくまでも応急処置。使わないと安定しないなら、歯科で調整を
④半年に1度は歯科医による入れ歯のチェックが必要
          (医療大 平井先生)
         読売新聞 2007.7.31

入れば改善 食事おいしく

歯周病により歯を抜いて入ればを作製しても、噛むにはかめるが味気ない、食物は挟まる、舌に触る違和感が気になり食欲が落ちた。などの訴えがある患者さんがいます。味の変化には理由があり、通常の保険の入ればではプラスチックを使用するが、食べ物の温度が伝わりにくく、厚みがあるため違和感があった。現在では、総入ればに限り一部保険が可能となっているためかかりつけの先生と相談しては・・・
               読売新聞 2007.7.27改

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