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インプラント 利点の裏にリスクも

 インプラントは、しっかり噛めるなどの利点があり、昨今インプラント治療を選択する人が増えている。しかし、インプラント治療を受けたあと神経麻痺で口の感覚がなくなった。痛みが残るなどの症状がでることもある。
 安全なインプラント治療を受けるには、インプラントの良い点のみでなく、外科手術のリスクをしっかり説明してもらう。などが必要である。
            東京新聞 2007.9.7

歯の悪化 原因は環境変化 妊娠とカルシウム

 妊娠中に胎児にカルシウムを取られ歯が弱くなるのではと思われる妊婦さんがよくいらっしゃいます。胎児のために母胎の歯からカルシウムが溶け出してボロボロになることはありません。妊娠に伴ってはが悪くなることがあるのは、妊娠に伴う口のなかの環境の変化が原因です。妊娠中に歯を悪くするかどうかは、妊娠期のお口をいかに清潔に保つかによります。
           山口新聞 2007.8.22

むし歯の驚くべき減少0.99本に 官民一丸となった取り組みの成果

新潟県では昭和56年度から子供たちのむし歯を半減することなどを目標とした歯科保健計画を推進してきました。主な対策は、保育園~中学校までのフッ素洗口を含む公衆衛生的な予防活動と歯科医療機関との連携による、シーラントをはじめとする専門的むし歯予防の推進です。

妊娠中の歯科治療 安定期なら問題なし

 全身状態に問題なければ、歯科を受診したときに妊娠中であることを言っていただければ一定の配慮は必要ですが、通常の歯科治療は十分可能です。
①レントゲンは防護用のエプロンがありますので安心です。
②麻酔は、通常使用する量では特段問題ないです。
③抗生物質や鎮痛剤は原則控えるべきですが、症状によっては、比較的安全な薬剤を使用することも可能です。
            福島民友 2007.8.24

口内環境から美と健康を見直す オーラルケア

オーラルケアの心得4か条 1.毎日の正しい歯みがきを実践   プラーク(歯垢)は、食べかすではなく細菌の塊です。虫歯、歯 周病、口臭などあらゆるオーラルトラブルの元凶になっている。で きれば毎日食後直ぐにみがくこと 2.だ液をたっぷり出す食事   だ液には、口内を潤すだけでなく、虫歯菌や歯周病菌の働きを抑制 したり、食べ物の消化や歯の再石灰化を助ける効果がある。しっか り噛んで加工品ばかりでなく、食物繊維の多い野菜、ナッツや雑穀 など噛み応えのあるものを多く取る 3.体の免疫力を高める規則正しい生活を習慣に   寝不足や過労、ストレスは免疫力を低下させ、口内の悪玉菌が繁殖 しやすい状態にする。 4.プロケアのセルフケアのW 効果で完璧を目指す   歯の痛みや歯肉の腫れ、出血がなければ、自分の口腔には問題がな いと思いがち、かかりつけの歯科医院で定期的なクリーニングや診 察を受けることが、トラブルの早期発見にも役立つ         オズマガジン増刊 2007.10.8 女の体大特集

ブラシ、使いやすく浸透 歯間清掃具

歯間清掃具市場が拡大している。歯科医に対するメーカーの啓蒙活動を通じて消費者のオーラルケア意識が高まってきているためである。2007年も5%以上伸びそうである。
  歯間清掃具の商品別ランキング
1位 小林製薬  糸ようじ   カバー率72.9%
2位 小林製薬  Dental Dr.やわらか歯周ブラシ カバー率 68.0%
3位 サンスター ガム デンタルフロス(ワックス) カバー率42.9%
4位 J&J    リーチ デンタルフロス(ワックス) カバー率23.8%
           日経流通新聞MJ 2007.8.20

マウスピースで歯ぎしり軽減

病的な歯ぎしりでは、奥歯が砕けるほどの力がかかり、歯を強くかみしめた時のさらに数倍~十数倍もの力がかかる。
代表的な治療の一つ、歯に合わせて作ったプラスチックのマウスピースをはめて眠るスプリント療法は、歯への負担を軽くして、歯ぎしりを軽減することができる。
         朝日新聞 2007.8.19

介護予防口腔ケア 感染予防など効果大

お口の健康が、全身への感染予防や生活習慣病予防、健康保持増進に大きく関与していることから、介護予防の中に新予防給付として口腔機能の向上ー口腔ケアが位置づけられました。
具体的には、食膳のお口の健口体操、食べる時の姿勢、環境指導、食べ方、食後の清掃が自分できるようトレーニングし、個人にあった指導をすることです。
お口の基本健診を受けて、早期発見に努めるとともに口腔機能の向上サービスを利用することをお勧めします。
            神奈川新聞 2007.8.14

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