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歯肉メラニン色素沈着症

 歯肉(歯ぐき)が褐色がかった紫色になる歯肉メラニン色素沈着症は、喫煙者の約1割に見られるという。だが、最近は受動喫煙によって乳幼児におきたケースも報告されている。
 歯肉を削る治療法もあるが、激しい痛みを伴う。喫煙者で歯肉の沈着が気になる場合は、迷わず禁煙すべきだ。
              琉球新報 2007.9.18

生きるしくみ つばを吐くな! 口臭防止の役割も

 唾液は、食べるためだけにあるのでしょうか?唾液の成分を見てみるとでんぷん分解酵素がありでんぷんの分解やたべものをうまく飲み込ませる役割つまり狭いのどを通過するには湿らせネバネバさせて包み込んでのどの粘膜との摩擦を少なくさせます。また、食事のとき以外に殺菌作用でお口の菌の増殖を抑え口臭を抑制します。
            北海道新聞 2007.8.22

進みやすい症状、口内を清潔に”磨こう!妊婦さん”

 妊娠すると歯ぐきが腫れやすくなり、女性ホルモンを好む歯周病菌も増殖する。つわりがひどく、歯みがきができない人もいるため妊娠中でも指導や治療を受けられる。
 最近の研究では、歯周病は歯が抜けるだけではなく、糖尿病や肺炎、心臓病、動脈硬化、早産、低体重児出産などのリスクを高めることが分ってきている。
 東京医科歯科大和泉教授は、歯周病が治療しなくてはいけない病気と知らない人が多い。特に、妊娠を計画していたり、妊娠した女性は、積極的に口腔ケアの指導や治療を受けてほしいと指摘している。
                  毎日新聞 2007.7.10

入れ歯の効用 欠かせない人工臓器

抜けた歯をそのままにしておくと、さまざまな弊害が起きます。歯が倒れかみ合わせが悪くなったり、残った歯に負担がかかり歯の寿命を縮めてしまうほかにかめないために柔らかいものばかり食べているとだ液が減少し、むし歯や歯周病、口臭の原因となります。
 また、よく噛むことは、顎を動かすことで脳の血流が増加し、脳を活性化するので認知症の防止に役立ちます。入れ歯は、残った歯を大切にし、健康で楽しい生活を送るために欠かせない人工臓器です。
                   福島民友 2007.7.13

高齢者医療費の負担増凍結について

高齢者医療費について、新内閣において再任された舛添要一厚生労働相と、谷垣禎一自民党政調会長は9月27日、党本部で会談し、与党プロジェクトチーム(PT)を9月28日に設置し、10月前半に負担増の凍結についての具体案をまとめることで合意した。
高齢者医療費凍結PTは自民党の丹羽雄哉元総務会長、公明党の坂口力副代表らで構成されている。凍結対象のうち、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度の保険料は、11月中に各自治体の条例で定めることになっている。舛添氏は会談後、記者団に「10月いっぱいには決めないといけない」と述べた。
財源については 政府・与党内では、平成19年度補正予算で対応する方向で検討が進んでいる。

入れ歯 洗浄剤にいれ乾燥防止を

入れ歯は理想的には毎食後に清掃するのがよいが、少なくとも1日1回(例えば就寝前)は入れ歯についた食べかすを清掃しましょう。このとき、通常の歯みがき剤は決して使わないでください。入れ歯の表面をすり減らします。
 入れ歯は、乾燥による変形する恐れがあります。入れ歯をはずしたときは必ず水につけて、乾燥を防ぎます。また、入れ歯の表面や歯の間のみぞに歯石のような沈着物やたばこや茶渋などがつくことがありますが、自分で無理して取ると傷をつけたり変形や破損の危険がありますので歯科医院で相談してきれいにしてもらいましょう。
                   山口新聞 2007.7.11

初期のむし歯

初期のむし歯に対する対応は、歯の汚れを取り除くこと、口の中に糖分が長く停滞しないようにすること、フッ化物を応用すること(フッ化物配合の歯みがき剤の使用、フッ化物による洗口、フッ化物の塗布など)、またキシリトールも再石灰化を促進する。初期のむし歯は自覚症状がないので、かかりつけ歯科医を持ち、定期的な健診や予防処置をうけることが大切です。
                    福島民報 2007.6.18

健康な心と身体はお口から 自己環境づくり 心構えが重要な鍵に

生活習慣病もお口の病気も食育の原点を忘れ利便性を求めた社会環境や生活環境の乱れによる一つの自己環境破壊として注目されている。近年、物の豊かさ、飽食の時代、少子高齢社会を反映し、生活習慣病になった方々や寝たきりの方々が増加しています。国はさまざまな法律や制度改正を行い生活習慣病対策や介護予防対策や来年度から医科において40歳以上の方々を対象に健診(特定健診、特定保健指導)制度が義務化されます。このため相模原市歯科医師会では、介護予防としてのお口の清掃・機能訓練は寝たきり予防に効果、お口の基本健診、お口の健康教室、健口ウォーキングによる健康づくり運動など健康づくりを推進している。
                   神奈川新聞 2007.8.28

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