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「混乱ないように三師会で要望へ」 保険証廃止で日歯 堀 会長

2024年秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化を目指す国の考えが13日、河野太郎デジタル大臣から示された。これに対し、日本歯科医師会の堀 会長は、「国民サイドも医療機関現場でも対応できない可能性が高い。混乱がないように三師会、医療界で一致して慎重な対応を求めていく」との考えを示した。


 堀 会長は、健康保険証について、急に上がってきた案件とし、「順番が違う。まずはマイナンバーカードを普及させた後に保険証のあり方を考えるべき」と訴えた。「日本医師会の松本会長とは、医療界が一致して慎重な対応を求めることで合意している」と連携して取り組んでいくと説明した。


 さらに、オンライン資格確認についても触れ、60歳以上の会員2万7千人に対応が難しい理由をアンケートしているとし、「結果がまとまっているので、整理をして戦略的に対応したい」との考えを述べた。

オンライン資格確認導入の原則義務化について

オンライン資格確認の導入が原則として義務付けられる説明が厚生労働省よりございました。


 資料とYou Tubeにて配信された動画を本会ホームページの会員ページに掲載しましたので、下記URLよりご確認ください。

https://doushi.net/member/bukai/view/669

令和4年度(2022年度)北海道歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール優秀作品

「令和4年度(2022年度)北海道歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール」の北海道知事賞・北海道教育長賞・HBC賞・北海道新聞社賞・北海道歯科医師会長賞・佳作、計65作品を北海道歯科医師会のホームページに掲載いたしました。(下記URL参照)


https://www.hokkaido-shikaishikai.com/doumin/poster/

唾液でがんリスク評価 ネーブル、サービス開始

地域商社「ネーブル・ジャパン」(松阪市日野町、濱岡正己社長)は15日、サリバテック(山形県鶴岡市、砂村眞琴CEO)と業務提携し、同社の唾液でがん罹患(りかん)リスクを評価するサービス(1万4千円)を開始したと発表した。自宅で採取して冷凍便で返送し、膵臓(すいぞう)がんなど部位別に分かる。

 サリバは英語で唾液の意味。検査は唾液中の代謝物質3千種類の濃度を高精度に分析する。膵臓、肺、大腸、胃、口腔(こうくう)、乳のがん6種別で罹患リスクが分かる。

 サリバテックの砂村CEO(最高経営責任者)が、膵臓がんで亡くなる患者を早期発見で減らそうと研究して開発した。

 ネーブルは新型コロナウイルスのPCR検査サービスを提供する中で、サリバテックを知り、業務提携した。企業や市町に利用を呼びかけていく。

 濱岡社長は「自宅で簡単に検査でき、がん部位の特定までできる。人間ドックに比較すると時間がかからず安価」とアピールしている。

 問い合わせはネーブル・ジャパン=電話0598(67)7649=へ。

歯科クリニックグループが破産、負債9億円

(医)○○会(港区)は10月28日、地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人に弁護士(法律事務所)が選任された。

 負債総額は9億447万円(〇年8月期決算時点)。

 秋田県で歯科クリニックとして個人創業後、2010年3月に(医)の商号で法人化した。秋田県や宮城県内、関西地区、東京都内などに歯科クリニックを開業した。

 積極的な展開で一時は全国に〇カ所のクリニックを有し、2021年売上高8億7179万円をあげていた。しかし、事業拡大の一方で開院費用の負担などから採算は低迷、近年は赤字決算が続き債務超過に陥っていた。

 こうしたなか、2020年8月に創業者が理事長を辞任し、以降、短期間で理事長が2回交代した後に2021年12月に現理事長が就任した。その後、2022年3月31日には現商号に変更。同年4月1日付けで市内から現地へと移転していたが、経営不振の状況から脱却できず9月30日に事業を停止、破産申請の準備に入っていた。

飲酒後の注意(歯科視点)

飲み会の後、「眠いから歯磨きは明日でいいか」など
何をやるにも面倒になってしまいそのまま寝てしまうことありませんか?
本来は飲み会の後も就寝前にしっかり歯磨きをすることが望ましいです。
しかし、酔っ払ってしまっているとそこまで気が回らず、歯磨きをサボってしまいます。
どうしても面倒な時は、水で口をすすいだり、うがいするだけでも全然違います。
また、お酒を飲んでいる最中に一緒に水を飲むだけでも乾燥を防げますので
「帰ってから面倒だな...」と思ったら、お酒を飲みながら隙をみて
お水を飲んでみてくださいね。

慢性的な多量飲酒による悪影響5つ

1.免疫機能や唾液分泌、口腔衛生の低下
2.胃酸の逆流
3.酸性で糖質を多く含むお酒ばかり飲むことによる栄養状態の悪化
4.口腔内細菌の変化
5.グルタルアルデヒドなどの有害代謝産物や外傷が増える

この5つが起こることによって
・口腔ガンの発症率が上昇
・口臭の悪化
・歯の着色
・歯の喪失および咀嚼機能の減退
・歯科の局所麻酔が効きずくなる
このような症状がみられることが多い。

歯科と飲酒について

皆さんお酒はお好きですか?
どのくらいの頻度で飲まれる方がおおいのでしょうか。
お酒をたくさん摂取することによって起こる身体への影響
1.身体機能や免疫力、回復機能が低下
2.アルコールによる利尿作用で水分不足となり、唾液が減少
 自浄作用がある唾液が減少することにより、歯周病やう蝕が起こりやすい状態になる
3.酸蝕症の心配(歯が酸性の強い食べ物や飲み物で溶けてしまうこと)
 pH値が低い飲み物は、歯を溶かしてしまうリスクが高いです。
(※pH値は水素イオン濃度による分類で、pH7を中性の基準値として、7より高いとアルカリ性)
 特にビールやワインは酸性度が高く、長々と飲んでいると酸蝕症を引き起こしてしまう事があるため、
 長時間にわたって飲み続けるのは控えた方がよいです。
(例:ワインを口の中で転がす...など)

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