日本歯科医師会は、令和 7年度制度・予算に関する要望書を取りまとめ、武
見敬三・厚労大臣をはじめ、盛山正仁・文科大臣、齋藤健・経産大臣、工藤
彰三・内閣府副大臣、木原誠二・自民党幹事長代理に要望書を提出し、国民
皆歯科健診の実効化に向けた環境整備や、医療 DX 推進への支援、歯科医師需
給問題への対応、大規模災害等に備えたポータブルの医療機器等の整備、物
価高騰への支援などを求めました。
日本歯科医師会は、令和 7年度制度・予算に関する要望書を取りまとめ、武
見敬三・厚労大臣をはじめ、盛山正仁・文科大臣、齋藤健・経産大臣、工藤
彰三・内閣府副大臣、木原誠二・自民党幹事長代理に要望書を提出し、国民
皆歯科健診の実効化に向けた環境整備や、医療 DX 推進への支援、歯科医師需
給問題への対応、大規模災害等に備えたポータブルの医療機器等の整備、物
価高騰への支援などを求めました。
神経内科スナップショット第7回は、72歳女性の症例です。この女性は8ヵ月ほど前から左手に力が入りにくくなり整形外科を受診。保存的治療を続けていましたが、次第に食事が飲み込みにくくなり耳鼻科も受診。その後呂律も回らなくなり脳神経内科を受診しました。両手の脱力、嚥下困難、構音障害を呈したこの症例、この疾患でよくみられる症候は何でしょうか。
北海道医療大学(当別町)が、北広島市への移転に伴い、大学病院(札幌市)の診療科を移転後に減らす計画であることが7日、わかった。歯科はそのまま残し、多岐にわたる医科は、内科、小児科、整形外科にとどめる方針という。新たにスポーツ医療にも力を入れる。コンパクトにすることで、病院の収支改善をめざす。
大学を運営する学校法人東日本学園によると、2028年4月に、プロ野球日本ハムの新球場を核とする複合施設「北海道ボールパークFビレッジ」に大学を移転する計画で、大学病院も移す。ただ、病院は現状、1日平均の外来患者数が440人、24床ある病床の稼働率が36%で赤字が続いており、収支改善が課題となっているという。
「国民皆歯科健診に向けた取り組みの推進」が政府の骨太の方針に連続して盛り込まれていることや、一昨年5月に実施された歯科用貴金属価格の緊急改定、令和6年度診療報酬改定における改定率(歯科+0.57%)などは、連盟活動が大きな影響を及ぼしています。
このたび日本歯科医師連盟役員・顧問による「政治活動の重要性」の普及・啓発、デンタルファミリーの紐帯強化を通し、歯科界の発展につなげていくことを目指し標記ミーティングを開催します。
会員・スタッフ・デンタルファミリーなど多数の方のご出席をお願いいたします。
「シティデンタルミーティング in 旭川」
日 時:令和6年9月6日(金)18:30~19:45
場 所:旭川歯科医師会館(旭川市金星町1丁目1-52)
「シティデンタルミーティング in 北見」
日 時:令和6年9月7日(土)12:00~13:15
場 所:ホテル黒部(北見市北7条西1丁目)
神奈川県歯科医師会は、県内の大学教員(歯科医師)が一括会員となる新たな会員種別の設置準備を進めている。6月27日に開催された第31回代議員会の協議において、執行部から会員種別と会費・負担金の改定案が示された。
守屋・神奈川県歯会長は挨拶で「9月の臨時代議員会で認められれば、来年4月から神奈川歯科大学の約250人が新たに会員となる」との可能性を示唆した。詳細を説明した又吉誉章・常務理事は「鶴見大学も前向きに検討するとしており、二つの大学が入会すると約400人会員が増える」と有用性を訴えた。
【歯科通信】
6月25日東北大学大学院歯学研究科は、スマートフォンを用いた口腔がんの診断支援をめざして株式会社NTTドコモとの共同研究でAI技術を用い、デジタルカメラの画像から口腔がんを検出できる技術を開発したと公表した。
本研究は一般の歯科医院や患者個人において、口内炎などの口腔粘膜疾患と口腔がんの精査が必要な疾患の鑑別を行う診断補助機器の開発を前提としている。デジタルカメラにより撮影された舌の病態写真を用い、AI技術による口腔粘膜疾患診断支援を行う疾患検出モデルを構築した。口腔がん検出モデルにおいて感度93.9%、特異度は81.2%と高い診断精度で口腔がんを検出した。
【歯科通信】
歯科鋳造用金銀パラジウム合金の告示価格が9月から1グラム3,045円と、現在より285円引き上げられる。17日の中医協総会で報告されたもので、歯科用貴金属9品目全ての価格が引き上げられる。
特に「歯科鋳造用14カラット金合金インレー用」「同鉤用」「歯科用14カラット金合金鉤用線」は1,068円増となっている。なお、随時改定は、6月の診療報酬改定までは1月、4月、7月、10月に行われていたが、今後3月、6月、9月、12月に行われる。
【歯科通信】
三重県立公衆衛生学院は7月31日、津市夢が丘一丁目の同校で体験入学会を開いた。入学を希望する高校生や保護者など約110人が訪れ、在校生から指導を受けながら歯科衛生士の仕事を体験した。
同校によると、同校は昭和49年創立の専門学校で、現在は3年制の歯科衛生学科1学科があり、同科の卒業生全員が歯科衛生士の国家試験に合格している。体験入学会は歯科衛生士について知ってもらう目的で年1回開いている。
この日参加した高校1―3年の女子生徒約60人は、歯の模型を使用して歯科衛生士の仕事を体験。実際に治療の現場で使われている粉を用いて歯型を取ったり、虫歯治療で空いた穴に仮の詰め物を入れたりした。
また、患者役となって同校の3年生から虫歯検査や歯みがきの指導を受けたほか、在校生から学校生活や入試に関する話を聞いていた。
参加した私立津田学園高3年の森蔭ゆりなさんは「歯型を取るのが難しかった。学生のみなさんが明るく優しくて、自分もこんなふうになりたい」と話した。