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歯の芽②

乳歯は母親の胎内にいる時にすでにもとになるものが出来上がり、
これを「歯の芽」(歯胚:しはい)といいます。
歯胚は妊娠6~7週目程から出来始め、
10週目くらいには上下に20本の乳歯の元が出来上がります。
その後、4ケ月頃から石灰化(カルシウムの沈着)が起こり、
硬い歯が出来上がっていきます。
この時期に数本の大人の歯(永久歯)の元も出来上がり、
残りは産まれてから作られます。

歯は一生ものであり、からだの健康や見た目にも大きな影響を与えます。
歯はカルシウムだけで出来ているわけではなく、
タンパク質やビタミンなどの栄養素も必要になります。
頑丈な「歯の芽」を作るためには、母親がバランスのいい食事により
必要な栄養素をしっかりと摂るということが大切です。
妊娠がわかる頃には「歯の芽」は出来始めますので、
日頃から食事の栄養バランスに気を付ける必要がありそうですね。

▼参考:歯とお口の発生と育ち方
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h09smys0wt58jbk7rgR8c

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