記事一覧

唾液管内視鏡手術が唾液腺炎を改善

慢性閉塞性唾液腺炎患者40例(54腺)を対象に、唾液管内視鏡補助下唾液管手術(SASDS)の症状改善効果を前向きコホート研究で検証。慢性閉塞性唾液腺炎症状(COSS)質問票の平均スコアは、術前の36.1点から術後3カ月時には13.5点に改善した(P<0.001)。なかでも、唾石症関連唾液腺炎患者は、放射性あるいは炎症関連疾患患者に比べ術後COSSスコアの改善が大きかった。SF-8 QOLスコアでは手術前後の有意差はなかった。

過去ログ