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乳児の生歯と発熱は無関係【米国小児科学会

米国小児科学会(AAP)は2月18日、乳歯の萌出で発熱は起こらないことを明らかにした研究を紹介した。同日、Pediatrics誌の3月号(2月18日刊行)に掲載された。

 生歯期に伴う症状として一般的に発熱などが現れると考えられていたが、同研究では生歯期の症状を特定するために、10研究のメタ解析で検証した。

 その結果、乳歯の萌出時にはイライラする、歯茎の炎症、よだれを垂らす、といった症状が高頻度に認められたが、体温は僅かな上昇が見られた程度で、発熱と認められるケースはほとんどないことが分かった。また、生歯期の症状は、通常生後6-16カ月の前歯や切歯が生えるころをピークに、年齢とともに減少することも確認された。

 研究者らは、小児で38℃を超えるような発熱が認められた場合は、生歯による発熱という思い込みから、治療が必要な感染症などの疾患を見逃す危険性があると注意を促している。

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