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「やぶ医者」大賞を募集 へき地医療に貢献する若手医師が対象

兵庫県養父市は、「やぶ医者」の語源が「養父にいた名医」だったとの説にちなみ、昨年創設した「やぶ医者大賞」への応募を受け付けている。へき地医療に貢献する若手医師が対象で、受賞者2人に奨励金50万円などを贈る。

 へき地医療に携わる魅力の発信や若手医師の育成が目的。応募資格は、へき地の診療所か公立の病院に5年以上勤務する医師か歯科医師で、今年4月1日時点で50歳未満。自治体や医師会などから推薦を受ける必要がある。応募者は本年度から3年間、審査対象になる。

 養父医師会の井上正司会長や京都大大学院の中尾一和教授、兵庫医科大の小谷穣治教授らが審査員を務める。受賞者は11月28日、養父市で開かれる表彰式に出席し、講演する。

 同市のホームページにある申込用紙で8月31日までに同市へ郵送する。同市保険医療課TEL079・662・3165

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