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院内調剤が復活の動き

外来処方せんの調剤を院内に戻す動きが出てきています。景気低迷に伴う受診抑
制が顕著となる中、患者負担の軽減に加えて、薬価差益も確保しようというのが病
院側の狙いです。

 例えば、三条総合病院(新潟県三条市)は、2003年から行ってきた院外処方せん
の発行を09年春より原則中止し、患者の希望に応じて院内処方に変更していくこと
を決定しました。同病院を経営する新潟県厚生農業協同組合連合会では、三条総合
病院での患者の反応を見ながら、ほかの病院への展開も検討する方針です。