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動脈硬化による心疾患の患者 重い歯周病の可能性

急性心筋梗塞など動脈硬化による心疾患にかかった人は、重い歯周病にかかっている可能性が高い。こんな研究結果が、熊本大医学部付属病院歯科口腔外科と循環器内科の共同研究で分った。研究では、歯周病の検査が動脈硬化を予測する簡易マーカー(判断基準)になり得るとしており、歯周病と心疾患の関連性を示す研究として注目されている。
 研究者の中山秀樹熊本大病院准教授(歯科口腔外科)と副島弘文同大准教授(保健センター、循環器内科)は「今後、されに症例を蓄積し、ハイリスク患者に歯周病治療を行った場合の冠動脈疾患の発症予防効果を研究したい」と話している。
                熊本日日新聞 2008.12.21