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「観光立国と観光庁に関する世論調査」 内閣府

 「観光立国と観光庁に関する世論調査」によりますと「観光庁」の認知度は、
「名前も内容も知っている」と答えた人は10.8%で、「名前は聞いたことがある
が、内容までは知らない」が25.0%、「名前も内容も知らない」は64.1%でした。
 また、訪日外国人旅行者が増えたと感じている人は80.0%でしたが、この増
加について51.8%の人は治安面の不安とその対策の必要性を感じており、50.7%
の人は国際交流が進み相互理解が深まるとしています。また、27.3%の人は地
域社会の中でトラブルが多くなると答えています。
 なお、訪日外国人客(年間)は、2007年に過去最高の835万人を記録し、政府
は10年までに1,000万人に増やすのを目標に誘致活動を進めています。
 観光庁は、国土交通省の外局として2008年10月の設置された観光行政を担当
する政府機関。
 一方、訪日外国人旅行者を増加させるために特に重要だと思う施策で最も多
かったのは、「海外における日本の魅力のさらなるPR」51.3%、次いで、「空港
や駅、観光地、宿泊施設での外国語等による案内・応接の充実」47.0%でした。