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1日1個のリンゴでココロもカラダも医者要らず」

いよいよリンゴのシーズン到来です。つやつやして丸くて紅い、太陽のような
リンゴの実。「1日1個のリンゴで医者要らず(An apple a day keeps the doctor
away.)」というイギリスの諺のとおり、医学的にも実力派の果物です。塩分の
濃い保存食の多かった東北地方のなかで、リンゴの栽培地だけは高血圧による疾
病の死亡率が格段に低い、というデータが動かぬ証拠!

 リンゴを食べるときは、残留農薬の心配のない素性の確かなリンゴを選んで、
ぜひ、丸かじりしてください。メタボ対策の秘密は皮にあるからです。
 皮に多く含まれる水溶性のペクチンが腸の内部でスライムのように膨らんで、
腸壁こびりついたコレステロールをこそげ落としてくれるのです。その上、リン
ゴ100g中に110mgも含まれているカリウムが、体内の余分な塩分を身体の外に捨
ててくれます。
 ヨーロッパではリンゴが太古から珍重され、ギリシア神話や北欧の神話にも神
様が“不老不死のリンゴ”を食べて永遠の青春を保つ物語が伝えられています。
 日本に中国から入って来たのは平安時代。「和リンゴ」とよばれる小さくて酸
味の強いものでした。


                       コラムニスト 鈴木 百合子

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