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舌がん患った堀ちえみさん講演 岡山で闘病や復帰の体験披露

岡山市社会福祉大会が2日、岡山コンベンションセンター(北区駅元町)で開かれ、舌がんを患ったタレントの堀ちえみさん(59)が自身の闘病体験について講演した。

 堀さんはステージ4の舌がんと診断され、2019年に舌の6割を切除し、太ももの組織を移植して再建する手術を受けた。リハビリを経て20年に芸能活動を再開している。

 講演で堀さんは医師からがんの告知を受けた時、舌を切除すると歌やトークの仕事ができなくなる可能性があるため、手術はしないと考えていたことを告白。しかし末娘が泣いて手術をするよう訴える姿に「自分一人の命ではない。家族のために長生きしようと思った」と振り返った。

 仕事に復帰後は、歌手活動以外にも自身の闘病体験を伝えることに力を入れていると説明。「話すことで誰かの役に立てれば、自分が病気になったことも否定せずにいられる。皆さんに口の病気に気づいてもらえるよう警鐘を鳴らすことが自分の役割」と述べた。

 大会は市社会福祉協議会などが主催。約600人が聴講した。社会福祉に長年貢献した個人・団体への表彰もあった