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歯周病に組織再生療法

 歯を失う最大の原因で、全身の健康状態にもかかわる歯周病。35歳以上の8割がかかっているといわれている。治療は悪い部分を除くのが主流だが、なくなった組織を再生させる治療法も出てきた。歯周組織再生誘導手術が今春、公的医療保険の適用対象となった。
 この方法自体は、15年以上前から存在するがその治療対象となる歯周病の病態が明確ではなかった。現在でも万能とは言いがたい。また、治療期間が数ヶ月~1年以上かかるためメインテナンスが大変である。
          朝日新聞 2008.7.20