令和6年度の医療費の動向(概算医療費)が厚労省より公表され、歯科医療費は3兆4,033億円、対前年度比1,108億円、3.4%増加した(稼働日数補正後3.3%増)。医療費に占める歯科の割合は、前年度から0.1ポイント増の7.1%だった。
1日当たりの歯科医療費は8,460円(前年度比251円、3.1%増)であった。歯科受診延日数は4億226万日(122万日、0.3%増)だった。
医科・歯科・調剤を含めた医療費総額は47兆9,847億円(7,006億円、1.5%増)であった(稼働日数補正後でも1.5%増)。
そのうち、医科医療費は35兆4,262億円(3,494億円、1.0%増)。内訳は入院が19兆1,688億円(5,003億円、2.7%増)、入院外は16兆2,574億円 (1,509億円、0.9%減)であった。
調剤は8兆4,347億円(1,271億円、1.5%増)だった。
1日当たり医療費総額は、1万9,261円(215円、1.1%増)。医科の入院は4万3,486円(1,104円、2.6%増)、入院外は1万228円(86円、0.8%減)であった。
調剤〈医療費総額を総処方せん枚数(総受付回数)で除した値〉は9,387円(27円、0.3%増)だった。