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心房細動の再発を歯周炎治療が抑制

心房細動に対するカテーテル治療を受ける患者のうち、重度の歯周炎がある人は、歯周炎治療によって心房細動再発を抑制できる可能性があると示唆された。広島大学の医科歯科連携チームが解明した。

 心房細動は最も頻度の高い不整脈で、心不全や脳梗塞、認知症の原因となり、健康寿命を大きく損なう可能性がある。国内における心房細動の患者数は100万人以上にも上り、加齢や遺伝的な要因も関与するため、肥満や糖尿病、飲酒などの修正可能な危険因子を同定し、多職種で連携することが重要とされている。
【歯科通信】