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「ガン治療も明眸皓歯(めいぼうこうし)がたいせつ!」

歯の衛生週間が終わり、地域の啓蒙活動などで出番の多かった先生や歯科衛生
士さん達も、やっと一息つかれたところでしょうか。
 気象庁の発表では、全国的に梅雨入りの模様です。もともと「五月晴れ」は旧
暦ですから、梅雨の晴れ間のこと。真っ白な歯がこぼれる笑顔のような、ステキ
な五月晴れの空を見たいものですね。

 ご存知の通り、「歯の衛生週間」は昭和33年から続いていますが、その前身の
「虫歯予防デー」が誕生したのは昭和3年6月4日でした。当時の日本人の平均寿
命はなんと男女とも40歳代! 感染症などで亡くなる人が多く、健康の維持・増
進は切実な課題でした。

 それから80年。私たち日本人が当時の二倍近く生きられるようになったのは、
革新的な医療技術の進歩に加え、歯科関係のみなさまが地域の保健所や教育機関
を通じて、辛抱強く啓蒙活動を続けてくださったおかげでしょう。患者の立場か
ら、心よりお礼を申し上げます。

                 コラムニスト 鈴木 百合子

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