記事一覧

忘年会は午後9時まで? 働く20~50代の意識調査

忘年会は午後9時には帰りたい―。シチズン時計(東京)が全国の働く20~50代の男女計400人を対象に、生活のさまざまな場面における時間に関するイメージ調査をした結果、社会人の約40%が忘年会など会社での飲み会は午後9時までの1次会で終わらせてほしいと思っている実態が浮かんだ。

 一方で同社の2019年調査では「忘年会で帰りを気にする時間」を9時までと回答したのは約56%だった。質問が異なるので単純比較はできないが、新型コロナウイルス感染症の5類移行後初めての年末年始を控え、久しぶりの忘年会へ期待感が高まっている側面もありそうだ。

 調査は今年10月4~6日にインターネットで実施。現実の出来事や仮想世界に関してイメージする時間を尋ねた。「会社の飲み会で帰りたくなる時間」は午後9時が23・8%、8時が17・0%、10時が13・3%だった。年代別では、20代の最多は10時で、全年代を通じて最も遅かった。

 また、「(大みそかに)年越しそばを食べる時間」は午後11時が30・8%で最多。次いで午前0時と午後7時は13・8%だった。「サンタクロースが家にプレゼントを持ってくる時間」は午前0時が43・5%と最多で、次いで午後11時が24・5%だった。