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8020財団 高橋理事長「8020の再活性化図る」 評議員会で意気込み語る

8020推進財団の高橋英登 理事長は、「8020の再活性化を目標とする」と述べ、歯の数を残すだけでなく機能にも焦点を当てた運動を展開していくとの考えを第25回評議員会で示した。

 高橋理事長は挨拶で、8020運動が国内だけでなく、海外でも周知され、達成率51.6%になったものの、「歯があっても機能がなければ意味がないのではないか」「活動の神髄が国民に伝わっていないのではないか」などの意見もあると紹介。「国民が美味しく食べて、人生の最期の日まで幸せに暮らせるのが会の目標ではないかと思う」と語り、歯の数を残すステージからステップアップして、義歯も含めて咀嚼の回復、機能を付加するところに焦点を当てて運動を進めていく必要性を強調。

 「8020が新時代を迎えたと言えるような会にしていきたい」と8020運動の新展開を図っていくと意気込みを語った。


【歯科通信】