記事一覧

睡眠中の歯ぎしりは食物繊維の摂取量と関連

岡山大学は5月24日、睡眠中に歯ぎしりをする大学生は食物繊維の摂取量が少ない傾向にあることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大学術研究院医歯薬学域の外山直樹助教、江國大輔准教授、森田学教授(当時)、ノートルダム清心女子大学食品栄養学科の長濱統彦教授、小見山百絵准教授、山下美保准教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Journal of Clinical Medicine」にオンライン掲載されている。

 睡眠中の歯ぎしりへの一般的な対処法はマウスピースによる歯の保護などのように、歯ぎしりによる被害を緩和する対症療法である。しかし、歯ぎしり自体を減らす方法はまだ見つかっていない。研究グループは先行研究で睡眠中の歯ぎしりと睡眠の質との関連を明らかにした。睡眠中の歯ぎしりは睡眠段階N1(浅いノンレム睡眠)に起こりやすいことがわかってきている。つまり、睡眠中の歯ぎしりは睡眠の質が低いと起こりやすいことを示している。そこで今回、睡眠に影響を及ぼすものとして栄養に着目した。例えば、コーヒーに含まれるカフェインは覚醒作用があり、睡眠時間を短縮することが知られている。