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骨太の方針への記載求める提言案を示す

自民党の人生100年時代戦略本部「国民皆歯科健診実現PT」が18日、自民党本部で開かれ、骨太の方針への記載事項についての提言案が示された。

 案では(1)「国民皆歯科健診の実現に向けた具体的な検討」 (2)「全身の健康と口腔の健康に関する科学的根拠の更なる集積」 (3)「オーラルフレイル対策や疾病の重症化予防につながる口腔健康管理の充実」 (4)「医科歯科連携を始めとする関係職種間や関係機関間の連携」 (5)「歯科におけるICTの推進」 (6)「歯科衛生士、歯科技工士の人材確保」の六つの記載を求めている。

 提言案では、人生100年時代に向けて、健康寿命の延伸が重要な課題となっており、口腔の健康が全身の健康につながる点が、2017年から5年連続で骨太の方針に記載されていると説明。口腔の健康を保つことが、健康寿命の延伸だけでなく、合理的な医療費の抑制につながるとして、定期的に歯科健診を受ける重要性を強調した。
【歯科通信】