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国立函館病院、3回接種後の感染多数

 【函館】国立病院機構函館病院で1月31日に認定された新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)は、ワクチン3回目接種を終えた多くの医師と看護師らの感染が判明しており、「ブレークスルー感染」となっていることが3日、関係者への取材で分かった。

 同病院によると3日現在、医師1人、看護師16人、作業療法士1人、入院患者14人の計32人の感染が判明。感染者はいずれも無症状か軽症という。病院は全国で医療従事者向けに3回目接種が始まった昨年12月1日から接種を始め、昨年中に出入り業者を含む約600人の接種を終えていた。