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唾液でコロナ 5分で判定 アドバンテストが高精度計測器を開発

群馬県の明和町と邑楽町に主要拠点を置く半導体試験装置製造のアドバンテスト(東京都千代田区、吉田芳明社長)は28日、開発した微粒子計測器「ナノスカウター」で、短時間かつ高精度で新型コロナウイルスを識別できることが確認されたと発表した。

 ナノスカウターでは、ナノ単位の微細な穴が空いた「ナノポア」に電流を流す。この穴を物質が通ると電流の波形に微小な変化が生じ、通った物質の数量と大きさが分かる。この波形を人工知能(AI)に学習させることで、通ったウイルスの種類などを判別できるようになったという。

 同社などは今後研究を重ね、製品化を目指す。ナノスカウターは同社も参画した内閣府の「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」を通じて開発。現在は医療機器の承認は得ていない。