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【10月21日放送】あさイチ 放っておくと危ない!あごの不調 ④

「あごのコリ」が治る!? 歯の接触癖・食いしばり解消法
 歯の接触癖の解消法を紹介。まず、付箋を用意して「歯」や「リラックス」などの言葉を書く。そして部屋の目につく所に貼り、付箋を見たら脱力して歯を離すようにする。実はこれは「行動療法」という方法で、長年顎関節症に悩んできた関根さんもこの方法を実践している。関根さんは「2ヶ月経つか経たないかで(あごの痛みが)和らいできた。」と話した。

 小見山医師は「歯の接触癖はその悪い行動によって、脳が運動を学習してしまう事。それを意識的に離す、コントロールする事で、脳の悪い機能を無くすという事。効果的だと思いますね。」と話した。

 実践した鈴木さんは「友達とかにもびっくりされた。緩める事を覚えるとそっちに意識がいくようになって、今は貼り紙を見なくても結構、確認出来るようになってきた。歯ぎしりの回数も6回だったりとか、びっくりしています。」と話した。

 貼り紙は2週間ほど経つと慣れてしまうため、色を変えたり形を変えるなど変化をつける事が大事。これで2ヶ月ほど続けると効果が出てくるとの事。歯ぎしりの治療に使用されるマウスピースは就寝時のみにつける事が大切。1日中使用しているとあごの位置がずれる可能性があるため、注意が必要。使用期間は2週間で、その後1週間あけ、また2週間マウスピースをつけるようにすると良いという。