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睡眠時無呼吸低呼吸症候群

人生の約1/3を占めるといわれる睡眠。
個人差や年齢差はありますが、
成人でだいたい7時間~9時間が理想的とされます。
睡眠は脳が休息するノンレム睡眠と、脳波が浅くなるレム睡眠という
性質の違う2つの睡眠を繰り返しながら成り立ち、
周期は日や状態によって変わります。
レム睡眠のときに夢を見るといわれ、
ここで目覚めると、すっきりとした目覚めに繋がりません。

日本人は睡眠時間が短い傾向にありますが、
「ショートスリーパー(短時間睡眠で大丈夫な体質の人)」は
0.5%以下で、遺伝要素が影響します。

睡眠時間が少ない人の中には、不眠症などのように眠れない場合と、
「睡眠時無呼吸低呼吸症候群」などのように、
睡眠時間は長いけれどよく眠れていない、といった場合があります。
睡眠時無呼吸低呼吸症候群は原因の9割が
何らかの原因で、のどの気道が狭くなることです。

寝ても寝ても眠く、いびきをかく人は、
睡眠時無呼吸低呼吸症候群の確率が高いため、
体内の酸素が不足して心臓への負担がかかることや、
事故や突然死に繋がりかねません。
マウスピースなどの治療で効果が得られることもあります。
気になる方は、歯科専門外来を受診されるといいかもしれませんね。

▼参考:睡眠時無呼吸症候群
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/h0lcycu0ytt8r1vt086mF