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ちょっと気になる!≪非歯原性歯痛≫

歯が痛くてたまらないのに、どの歯が痛いのか特定できない。
歯が痛いはずなのに、歯や歯周組織に何も原因が認められないこと。
その歯の痛みを「非歯原性歯痛」といいます。

歯の中の神経(歯髄)や歯の周りの組織(歯周組織)が
原因となり痛みが出るのは「歯原性歯痛」。
対して「非歯原性歯痛」とは、歯などに原因がないにもかかわらず
歯痛を発現する疾患のことです。

非歯原性歯痛には
1.筋・筋膜性歯痛・・・あごを動かす筋肉の痛みからくる歯痛
2.神経障害性歯痛・・・末梢から中枢に至る神経の障害による歯痛
3.神経血管性歯痛・・・片頭痛、群発頭痛などによる歯痛
4.上顎洞性歯痛・・・副鼻腔のひとつ上顎洞の疾患による歯痛
5.心臓性歯痛・・・狭心症や心筋梗塞などからくる歯痛
6.精神疾患、心理社会的要因による歯痛
      ・・・不安や抑うつ、統合失調症などによる歯痛
7.突発性歯痛・・・原因不明の歯痛
8.その他・・・さまざまな疾患により生じる歯痛
などがあります。

肩凝りから歯痛が起こるなと、
歯が痛くても歯に原因がない場合もあります。
歯の治療をしても痛みが軽減されないときは
非歯原性歯痛も考えてみてください。
複数の科を受診をしなければならないこともありますので、
痛みの種類等について、医師や歯科医師に
きちんと表現する必要がありそうですね。

▼非歯原性歯痛って?
参考:日本口腔顔面痛学会雑誌「非歯原性歯痛ガイドライン」
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/g0enolu0asnb0vuo3jUms