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 「平成19年人口動態統計」 厚生労働省

日本の出生数は、第2次ベビーブーム期の昭和48年の211万人をピークに減少し、
平成18年には110万人と33年間で100万人減少しています。一方、死亡数は、昭和
50年代半ばまで70万人前後で推移し、その後は高齢化を反映して、死亡率とも上
昇傾向にあります。このたび、厚生労働省が発表しました平成19年の人口動態統
計の速報値によりますと、平成19年の出生数は、前年比1,341人減の112万937人
で6年ぶりに増加した前年から0.1%再び減少しました。1人の女性が一生に産む
子ども数に近い数計値の、合計特殊出生率は前年の1.32から1.33程度に回復する
と推測しています。また、死亡数は、前年比2万4,099人(2.2%)増の111万9,4
92人で、出生数から死亡数を引いた自然増加数は1,445人でした。
 また、婚姻件数は前年比1万890組減の73万7,127組で、5年ぶりに増加した前
年から1.5%減少に転じました。一方、離婚件数は前年比2,475組減の25万8,876
組で、5年連続で減少しています。