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「地域医療」ラジオCMで 旭川医大生の作品、FMで放送

全国の大学生や専門学校生を対象に、自分の学校の魅力をアピールするラジオCM原稿を募集する「JFN学生ラジオCMコンテスト」で、旭川医大4年の遠藤ゆきのさん(21)が「北海道・東北ブロック賞」を受賞した。道内からの入賞は2人目。地域医療に携わる喜びを表現しており、医療を学ぶ学生の受賞は珍しいという。主催した全国FM放送協議会(JFN、全国38局)に加盟するAIR―G’(FM北海道)が16日まで、遠藤さんの作品を基に制作したCMを放送した。

 コンテストは、学生にラジオの魅力を認識してもらう狙いで、4回目の今回は約2500通の応募があった。参加者は40秒か20秒のCM原稿を応募。書類による2次選考を通過した学生の原稿を使い、JFN加盟局がCMを制作。最終選考で、漫画家の弘兼憲史さんらがCMを審査し、遠藤さんは最優秀、優秀各賞に次ぐ北海道・東北ブロック賞に選ばれた。

 作品は故郷の病院で働く男性医師が、幼少期を回想しつつ「このマチに恩返しをしたい」と誓う内容。最後に「地域医療のプロになろう。旭川医科大学」というナレーションが流れた。