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訪問診療での歯周病治療はどこまですべきか?

8020運動の達成者は38.3%となり、「高齢者の多歯時代」を迎えています。残存歯数が多い方が寝たきりになったり、セルフケアが十分にできなくなると、肺炎の発症リスクが高まります。ご存じのとおり、肺炎による死亡率は、65歳以上の高齢者の占める割合が9割。中でも、高齢者の肺炎の多くが誤嚥性肺炎といわれ、特に、肺炎で入院している80歳以上の高齢者の8~9割が誤嚥性肺炎というデータが発表されています。