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3800万円を不正受給 茨城県歯科医師会、返還へ

茨城県は6日、茨城県歯科医師会が障害者向けの歯科診療所運営費の補助金や委託料計約3800万円を不正に受け取っていたと発表した。医師会は遅延損害金などを合わせた約5千万円を近く県に返還する。医師会によると、私的流用はなく、治療機器の購入などに充てていたという。

 県によると、補助金や委託料は診療所の運営に関して赤字が出た場合、基準額の範囲内で交付するもので、医師会は運営する2施設の2004~12年度の実績報告書に実際より多い赤字額を記載し、県に提出していた。

 医師会の森永和男(もりなが・かずお)会長は「会計担当者が慣例的に続けていた。チェック体制にも不備があった」と説明している。

 昨年5月、県が運営費の内訳などを問い合わせたところ、担当者が金額の修正を申し出たため詳しく調査し、発覚した。