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失った歯の数が多いと消化器系がんで死亡する確率が高まる!?

 九州歯科大学の調査によると、失った歯の数が多いほど、胃がんや大腸がんなど消化器系のがんで死亡する確率が高まる可能性があるという。同大は、福岡県北部に在住、大正6年生まれの男女約824人を10年以上にわたって追跡調査。追跡できた697人のうち414人が亡くなっており、そのうち71人の死因ががんだったという。がんの内訳は、肺がんが16人、肝臓がんが13人、胃がんが12人、大腸がんが6人、膵臓がんが4人などだった。亡くなった人が永久歯28本のうち、何本歯を失っていたかを照合。飲酒や喫煙の有無などの交絡因子で調整した結果、むし歯や歯周病で歯を1本失った人は、歯がすべて揃っている人に比べ、胃がんや大腸がんなどの消化器系のがんで死亡する確率が6%も高いと判明した。さらに、失った歯が5~9本の人は、0~4本の人に比べ2.2倍、同じく10本以上の人3.2倍と、残っている歯の数が少なくなるほど、リスクが高い傾向にあった。