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後期高齢者の歯科健診     厚労省が4億9千万円計上

厚労省の平成26年度予算案に後期高齢者に対する歯科健診として
4億8,877万6千円が計上された。保険局枠での新規事業となるが、同予
算は75歳以上の高齢者を対象に口腔機能低下や肺炎などの疾病を予防
するため、歯・歯肉の状態や口腔清掃状態などをチェックする歯科健
診を実施するものとされている。歯科医療政策で75歳以上を対象にし
た健診制度は今回が初、補助先は後期高齢者医療広域連合だが、市町
村や地域歯科医師会に委託事業となる。また、検査内容については、
健康増進法による健康診査実施要領に規定されている歯周疾患検診を
参考に今後、各連合で設定するため歯科医師会との連携が重要になる
だろう。