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ゆびガードで医療事故、注意呼びかけ

現在訪問診療をしている医院で使用しております。他施設もご注意ください。

オーラルケアが発売する、ゆびガードは、患者が噛むことで一定の開口を維持し、さらに介護者の指を守る医療器具で、看護や介護の現場で使用されてきた。

しかし、大阪の老人ホームで男性がゆびガードの先端部分がちぎれて口の中に入り、いったん病院に搬送されたが、器具を発見できず、男性の容体にも変化はなかったため、いったん老人ホームに戻ったところ、深夜になって男性の容体が急変して、死亡するという事故が起きた。死因は喉に先端部分がつまったことによる窒息死であった。