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子どもの薬誤飲を調査 消費者事故調、7件目

暮らしの中で起きる事故の原因を究明し、再発防止につなげる消費者安全調査委員会(消費者事故調)は20日、子どもが誤って医薬品をのみ込む事故を新たに調査することを決めた。調査対象は7件目となるが、特定の案件は選ばず関連事故を幅広く分析する。

 事故調によると、日本中毒情報センターには2012年、5歳以下の子どもが風邪薬などの医薬品を誤飲して何らかの症状を訴えたとの相談が837件寄せられた。死亡事故はなかったが、入院した例もあった。

 厚生労働省の調査では、11年度に子どもが誤飲した事故の原因で医薬品・医薬部外品は21%とたばこに次いで多かった。