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認知症と嚥下障害

アルツハイマー病の摂食・嚥下障害を病気毎に述べると、記名力低下などを示す人格が保持されている第1期では大きな問題は生じない。高次脳機能障害が目立つ第2期では、摂食行動に関連する問題が生じてくる。口腔でいつまでももてあそんでいる、などの準備期の症状も出現する。嚥下反射の障害は主症状ではないが、不注意な送り込みによる誤嚥や残留の頻度は高くなる。第3期になると、前頭葉症状・運動障害もみられ、最終的に失外套症候群に至るとされており、この時期には、先行期・準備期・口腔期・咽頭期が障害されうる。