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医師、歯科医師の処分諮問 元オウム幹部も対象か

厚生労働省は18日、刑事事件で有罪が確定するなどした医師と歯科医師計約20人の行政処分を医道審議会に諮問した。分科会で審議し、同日夕に処分内容を答申する。

 諮問対象には、殺人未遂と爆発物取締罰則違反の罪で懲役15年の判決が確定した医師が含まれている。滝本太郎弁護士襲撃や新宿青酸ガス、東京都庁爆弾の3事件で2003年に最高裁で実刑が確定した元オウム真理教幹部とみられるが、厚労省は「処分が決まるまで明らかにできない」としている。

 ほかに処分を諮問されたのは、詐欺や覚せい剤取締法違反、道交法違反などの罪で有罪が確定したり、診療報酬不正請求で保険医登録を取り消されたりした医師や歯科医師。