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口内炎の代表的なパターン

 口内炎には、いろいろな種類があります。ここでは代表的な口内炎の種類を解説。いずれも症状は痛みやはれ、口の中に違和感がある、ものが飲み込みにくいなどの症状に悩まされます。
 ①約70%がこれ アフタ性口内炎
  見た目は、表面が白かったり、黄色く濁った色をしていて、周りが赤っぽくなっているのが特徴。円形や楕円形状をしており、中央が少しくぼんでいます。痛みを伴い、一度に何個もできることも。唇や頬の粘膜だけでなく、歯ぐきや舌などにもできます。
 ②ウイルス感染でおこる ヘルペス性口内炎
  ヘルペスというウイルスの感染によっておこるもので、口の中や唇の周りの皮膚に水疱ができます。ピリピリした痛みが特徴。ウイルス性のもので「カンジダ性口内炎」もあり、これは口の中に白っぽい苔のようなものができたり、赤くはれることも。
 ③とても重大な病気のサイン 前がん病変
  これはがんになる前段階の状態。今、「口腔がん」を発症する人は増えています。口内炎だと思い、放置している間に病状が進行してしまう若い人が多く、注意が必要。痛みを伴わず、口の中が白くなったり赤くなったりしたら、口腔外科を受診してください。
                     美的 2011.11月