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在宅歯科医療について 道と道歯が連携の可能性

平成24年1月5日(木)道歯会館5階会議室において、第10回常務理事
会が開催された。報告事項の後、協議事項として平成24年度歯科保
健医療対策事業として厚労省が実施する「在宅歯科医療連携室整備
事業」について説明が行われた。これは在宅歯科医療を推進する為
に、医科や介護等の他分野との連携を図るための窓口を設置し、道
民や在宅歯科医療を必要とする要介護者・家族等のニーズに応える
ための事業とされる。現在、本道においては要介護高齢者に関わる
多職種連携が困難な為、要介護高齢者の歯科の問題について、共通
認識が図られていない等の課題がある。北海道保健福祉部では今後
の全道展開に先立って、条件の整っている地域において試行的に2
年間実施し検証を行う案を昨年12月、国に申請した。このことにつ
いて12日に開催される理事会において協議することが決定した。