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歯科医院向け歯磨き カオチン化セルロース新配合 フッ素の歯面滞留性向上

ライオンは21日に、歯科医院向けで主力のう蝕予防歯磨きを初めて全面刷新する。カオチン化セルロースを新たに配合し歯面へのフッ素滞留性を高めたのが最大の特徴。低発泡・低香味で、口腔内にフッ素が保持されやすくなる少量洗口に適した組成を伝える啓発活動も展開する。3年後には取り扱い医院を2割増のの4万軒に伸ばし、売上高(出荷ベース)を前期の3億6000万円から3割増の4億7000万円に引き上げる。
 歯面吸着製の高いカチオン化セルロースを新配合することで、疎水性相互作用を利用した新しい組成を開発した。従来は泡立ちや香味で物性が変わることがあったが、独自の技術を用いて適切にコントロールできるようになったという。加えて、プラスの電荷をもつ同成分がマイナスのフッ化物イオンを静電作用により引きつけ、フッ素の歯面滞留性を2割高めた。
           化学工業日報 2011.10.17