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フッ化物洗口でお口の健康格差のない社会を育てましょう!

さる7月14日(木)午後6時30分上川教育研修センター2階講堂(旭川市6条通4丁目)にて「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例とは!?~将来の全身の健康づくりのための小学校における歯科保健の重要性~」と題しまして北海道保健福祉部健康安全局健康づくりグループ主任技師の丹下貴司氏をお迎えしてお話を頂きました。講演会の内容は動物の食性による歯の形態の違いから始まり、前歯:犬歯:奥歯の数に合わせ野菜:肉類:穀物を食べるのが理想的配分である事、食育基本法について、食事が人生に与える影響について、生涯にわたって質の高い食生活を送るには20本以上の歯の数を保つ事が大切な事、8020(ハチマルニイマル)運動についてお話がありました。そして歯・口腔が全身の健康と関わっており「かかりつけ歯科医師があると累積生存率が高い」ことが判っている事、70歳以上の調査で「歯の本数が20本以上ある方と4本以下の方では約1.6倍の医療費の違いがある」事が判っている事が述べられました。
              北海道経済 10月号