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給食ごはんに銀歯? 幼稚園の職員が発見

島根県 雲南市で9月5日に同市木次、三刀屋両町内の幼小中学計19校に配食した米飯の中に、銀歯(縦約9ミリ、横約8ミリ、厚さ約3ミリ)1本が混入していたことを6日に発表した。市教育委員会によると、5日午後0時20分ごろ、幼稚園の職員が食べていた米飯の中に銀歯らしき異物が混入しているのを発見したとのと。
幼稚園から連絡を受けた給食センターは、各学校に米飯を食べないよう連絡の電話を入れた。だが、ほとんどの学校が既に食事を終えており、食事がまだだった2校には代わりのパンを準備して対応した。その後、異物は歯科医によって銀歯と確認された。市教委は各学校に事情を説明し、19校の全保護者に対しておわびの文書を出した。
 同市は六つの給食センターがあるが、木次町と三刀屋町の給食センターには炊飯施設がないため、米飯に関しては市内の米飯業者に炊飯を委託。米飯は業者が直接、各学校に配食している。 市は米の納入業者や炊飯業者に対し、原因調査を依頼。今のところ銀歯の対象者は見つかっていないといい、継続して混入の経緯について調査を行うという。 (9月7日 毎日新聞より)