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歯と口の健康フォーラム さらば!メタボよ、虫歯・歯周病よ!

7月16日(土)、札幌共済ホールにおいて「歯と口の健康フォーラム」が開催され、約500名の参加がありました。
お口の健康とメタボの間には意外な共通点があります。「つい目先の欲求に負けてしまいがち」ということ。ダイエットの最大の敵は何かというと、「小腹が減った」「もったいないからつい食べちゃう」です。ついつい詰め込んでしまった「ほぼどうでもいいもの」は脂肪となってお腹の中にたまり、血管をボロボロにする物質をせっせと作っては垂れ流しています。そのうえ歯周病になると、この物質が歯の周りでも作られ、血糖値を上げて糖尿病をどんどん進行させてしまいます。歯周病菌は全身の血管をめぐり、心筋梗塞を引き起こす可能性すらある。つまり、歯周病が進むと糖尿病が進みやすく、逆も同様という関係があり、そこに肥満がからんでくることにより、心臓が思いもかけないところから攻撃を受けて危険な事態になってしまうことを覚えておいてください。ついつい食べてしまい、糖尿病性の腎臓病になった人が北海道ではすごい勢いで増えています。14,241人の人工透析に、年間783億円のお金が使われている。そうならないためには、メタボも歯も「予防が大事」ですね。