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こんにゃくゼリーで窒息か 6歳男児、意識不明で搬送

新潟県柏崎市で5日、こんにゃくゼリーをのどに詰まらせて窒息したとみられる男児(6)が意識不明の状態で病院に運ばれていたことが9日、柏崎市消防本部への取材で分かった。その後の男児の容体は不明としている。

 同消防本部によると、5日午後5時15分ごろ、男児の意識がないと家族から119番があった。家族の説明では同4時50分ごろ、男児が自宅で倒れているのを発見。間もなくこんにゃくゼリーを吐き出したが、意識が戻らないため通報した。そばに容器があった。男児は救急隊の到着時、呼吸はしていた。

 消費者庁によると、こんにゃくゼリーを食べた子どもやお年寄りが窒息する事故は1994年以降、少なくとも54件発生し22人が死亡。消費者庁は昨年12月、ゼリーの弾力性を小さくするなどの安全基準をまとめメーカーに改善を求めている。